秋ごろからAmazonの大口出品から小口出品への変更を検討していましたが、ついに変更することにしました。
理由としては
・販売のモチベーションの低下
・2022年9月頃からほぼ仕入れを行っていないこと
・販売数が30を切ったこと
これらのことから、月額約5,000円の手数料が利益に占める割合が大きくなり、
精神的にも負担になっていったからです。
仮に利益額500円の本を10冊仕入れられても、それらは全て手数料に消えます。
「利益本を見つけても、手数料に消えていくだけ。」
そう考えながら、仕入れをするのはこれ以上はしんどいな、という判断からです。
副業は、
健康的に
続けていけるものであるべき、と私は考えています。
それは、楽しく取り組んでいける、ということも非常に重要だと考えていますので
現状、私にとって楽しく、負担なく続けていける選択肢として小口出品への変更という判断をしました。
同じように、月間手数料などの負担に悩んでいる皆様
あるいはこれからAmazon販売を始めようとする皆様
に向けて情報を共有できればと思います。
小口出品への変更の仕方
「設定」→「出品用アカウント情報」
ご利用のサービスの「サービスの管理」から「小口出品への変更」を選びます。
このように小口出品へのダウングレードによる変更点についての説明がでます。
主な変更点を簡単にまとめますと、
これらを全て確認の上で変更することとなります。
それではこれらの変更について、私の見解を記しておきます。
基本成約料について
Amazon販売においては、手数料として
・販売手数料
・カテゴリー手数料
・基本成約料(小口出品者のみ)
がかかります。
例えば、本を例にすると
販売手数料が15%、カテゴリ手数料が80円、基本成約料が100円なので
販売額+配送料で1000円の本が売れたとすると、入金されるのは
1,000-150-80-100=670円
となります。
※手数料は税抜なので、実際はさらに30円ほど引かれます。
クリックポストで送るとすると、185円なので
手元に残るお金は実際には500円もありません。
大口出品であれば、基本成約料の100円は取られないので、利益を伸ばすことはできますが
月に5,000円払っているので、手数料だけで考えると
月に50点以上は販売しないと元は取れません。
前述の通り大口出品には他にも恩恵があるとはいえ、
毎月50点以上売り続けるのは意外と大きなハードルです。
稼いでいた時は月100冊くらい売りましたが、私の場合は2,3ヶ月しか体力が持ちませんでした。
ペースを落として、月間50冊を目標にすると今度は稼げる額に対して手数料、経費の削る割合が増え、稼いでいるというより、経費を稼ぐためにやらされている。
そんな気分になることが多くなっていった気がします。
配送料、カート獲得の問題に関して
小口出品にすると、配送料が自分で設定できなくなります。
配送料は無料としておいた方が消費者にとってわかりやすいので
私は無料に設定していました。
今後は配送料が設定されるようになることでもしかしたら販売機会が減少するかもしれません。
また、同様にカートが獲得できなくなることでより販売機会は減るでしょう。
ただし、私の場合主力商品が中古本であることから、元々カート取得率は0~3%ほどしかなかったのであまり影響は少ないかと思います。
逆に新品家電などのせどりをする方はカート獲得は大切な要素となるので、デメリット要素としては大きい箇所でしょう。
レポート機能の制限について
毎月のキャッシュフローの確認と帳簿付けにレポート機能を使っていました。
それが制限されるのは結構痛いですが
販売数も少ないので、1点1点確認するようにしても大きく時間を取られることはないかと思います。
まとめ
大口出品と小口出品ではメリットデメリットありますが
私のように
・月の販売数が30以下
・中古セラー
・経費がストレスに感じる
・利益は少額でも、リスクや負担をできるだけ減らしたい
方は、小口出品が向いているかもしれません。
最近はフリマサイトも活発なので、販路も多彩でAmazonにこだわる必要もありませんしね。
今回、せどりとの新しい付き合い方を探る、という気持ちで小口への切り替えを決めました。
今後小口出品にしたことで、想定外のメリットやデメリットがおきましたらまたお伝えさせていただこうかとおきますので、よろしくお願いいたします。
また、せどり以外のジャンルへ興味を持つチャンスでもあるので、今後も私の体験を通じて皆様のお役に立てる情報などを発信していければ、と思います。
もしかしたら、またせどり熱が再燃して大口出品に戻すかもしれませんしね。
とりあえず現時点での私の決断ということで。
たうよでした!
今までのせどりの経験を気が向いたときにnoteにまとめています。
新年価格で安くしていますのでお暇な時にぜひ。
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これまでの爆利商品やコンサル日記などをまとめた、たうよのnote
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