せどりや転売の実態

せどり
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こんにちは、たうよです!

前回は僕がサウナにハマったわけを書きましたが、
今日はせどりと僕の話をします。

副業を何か始めたいとお考えのあなた
この記事を読むと副業としての
せどりの実態・リアルがわかります。

せどりとは

せどりの定義

そもそもせどりって何?

せどりとは【競取り・糶取り】

売買の仲介をして手数料を取ること。また,その人。

【大辞林より】

大辞林によるとこのように載っています。
これって、かなりざっくりしていて、
商売をしている人ほとんどに当てはまる言葉です。

 

スーパーやコンビニだって問屋から仕入れて消費者に売ることで、
利益を得ているわけですから。

じゃあコンビニやスーパーの店長はせどらーかというと、違いますよね。

 

現実に専業・あるいは副業で「せどり」をやっている人たちは

店舗、またはネットで仕入れた物品をAmazonやメルカリといったプラットフォームで販売して差額で利益を得ること

 

を「せどり」といっています。

また、規模感で言うと、
個人が自宅でできるものか従業員が2~3人くらいの規模が小さなものです。

 

せどりから始めて、
倉庫を借りてオフィスを構えて、
従業員を雇って

 

というレベルになると

「せどり」よりも「物販」

 

という言葉が当てはまるように思います。

ですので、せどりは

 

個人レベルから小規模クラス

 

での物品の売買といえるでしょう。

コンビニやスーパーの店長などは、
個人レベルで行えるものではないので、

広義ではせどらーかもしれませんが、
店舗を構えていたり取引の実績がしっかりしているので、

現実に使われている「せどり」の規模感からすると
似つかわしくない、ということですね。

せどりの特徴

規模感と売上が必ずしも比例するわけではない

 

というところもせどりの面白いところです。
自宅でやれる範囲内で月商30万円〜100万円以上
叩き出す方々も多数いらっしゃいます。

 

僕が知っているのは本せどりをやられている方がほとんどなのですが、
個人で自宅でやられていて、実店舗を持たずに、毎日安定して1万円以上の売り上げがあるって
正直すごいことです。

 

でも実際本せどりであれば

本棚を置くスペースだけで可能

 

です。

さらに本せどりに限らず、
DVD、ゲームなども小規模で取り組みやすいせどりの代表格ですが、
個人規模で月100万単位の売上がある方達はゴロゴロいらっしゃいます。

転売の定義

さて、このようにせどりの定義について触れて来ましたが、
必ずセットで言われるのが

 

せどりって転売のことでしょ?」問題ですね笑

 

転売という言葉が悪いイメージで使われている言葉である以上
これから始めようとする方にとっては気になるところだと思います。

そもそも転売の言葉の意味は

買った物を,そのままほかの人に売ること。「土地を―する」

(大辞林より)

転売に関してはこの「そのまま」というのが
悪い意味で使われることが多いです。

 

なので、商品を「そのまま」「価格だけ高くして」売ることに
皆さん嫌悪感を覚えるのだと思います。

 

場合によっては違法とされるケースもあります。
有名なのはチケット不正転売禁止法と呼ばれる法律ですね。

この法律では、業としてチケットを販売する際に

興行主等の当該特定興行入場券の販売価格を超える価格」で
販売することを禁止しています。

それに対して一般的な商売は、

仕入れてきた商品を、
消費者が商品を探しやすいように綺麗に陳列したり、
あるいは梱包をするなどの付加価値を付けて、
適正な価格で販売しているわけです。

 

逆に言えば、「付加価値も付けず」
ただ値段を吊り上げる行為が、
消費者感情としては許せないわけです。

 

ですので、「せどり」を始めるにあたり、ただ物を売って利益さえ出ればいい
という考えの人は「転売ヤー」と呼ばれて後ろ指を指される事に対して文句を言えません。

 

「せどり」を堂々と副業として行いたい、という人は
できるだけ消費者の方に役立つように付加価値をつけること。
(消費者にわかりやすいよう説明文や写真を工夫する。丁寧に梱包する、など。)

 

そしてできたら安く仕入れて、
価格を抑えるような努力をすればよいのです。

 

もちろん、それでも
「転売ヤー」「乞食」と批判されることはありますが、
これは個人の問題ではなく、業界全体のイメージの問題だと思います。

 

まぁ僕は正直せどらーだろうが転売ヤーだろうが、
どう呼ばれようが気にしませんが笑

安く売ってくれるお店があって、
買ってくれるお客様がいて成り立っているビジネスであることに変わりはないですしね。
(そもそもせどらーだって敬意のある言葉だとは思いません。)

 

きちんとしたビジネスをしているという自負と
感謝の気持ちを持てば批判に負けることはありません。

私がせどりを始めたきっかけ

せどりを選んだ理由

じゃあ、そもそもたうよがせどりを始めたきっかけはなんだったのかお話しします。
僕は本業で塾の講師をしており
職業柄、午前中はどうしても時間を持て余す時があり。
30歳前後の時にはその時間を喫茶店でのアルバイトにあてていました。

 

朝7時から働いて12時まで。
お昼に一休みして、塾に出勤する

 

という感じです。

その喫茶店でのアルバイトは3年以上やっていましたが、
お金もそこそこ貯まったので辞めたんですね。

仕事は慣れていたのでやりやすかったのですが
やはりある程度できるようになると成長の実感が欲しくなってきたのと、

シフトにどうしても縛られてしまうのがネックと感じたからです。

次は稼げる額に上限がなく、
自由な時間に働けるような仕事がいいな

 

と考えるようになったのですがその頃に
コロナの流行が始まり、緊急事態宣言で塾も臨時休業。

 

遊びに行くこともできず、
次のアルバイトも決まっていなかったので、
これを機に自分一人でできる仕事はないかと探しました。

・動画編集
・プログラミング
・webデザイナー
etc

とありますが、僕が惹かれたのはせどりでした。

 

個人で始めることができ
安く仕入れて高く売る

 

というとても単純な論理のビジネス。

ずっと教育業界にいたので商売に興味はありましたし、
利益のことだけ考えればいいというシンプルな世界に魅力を感じました。

 

また、成長に伴って収入が上がるというイメージは、アルバイトにはないワクワク感を僕に持たせたのです。

お金に余裕を持てたら

 

家族に恩返しをしたい

 

という想いもありました。

最初はセット本せどりから

せどりを始めた当時は某社長のyoutubeが人気で、
彼のセット本せどりの動画ばかり見ていました。

 

ブックオフで漫画を仕入れてAmazonで売れば儲かるなんて、
と漫画好きな僕はそこに惹かれます。

 

これならイケる気がする・・・

 

すぐにAmazonセラー登録の仕方などを調べ、
FBAという代理で梱包発送顧客対応してくれるサービスを知り、
こんな簡単で面白いビジネスはない、

と一人夢中で手続きを進めていきました。

そして、挫折

紆余曲折ありましたが2020年6月29日
晴れてAmazonマーケットプレイスの出品者となります。

 

しかし、仕入れなければ販売もできませんので
近くのブックオフにってはリサーチする日々。
ドキドキしながら、最初に仕入れたのはこのセット本でした。

1,280円くらいだったんですが、状態は
「中古ー非常に良い」レベルでとても良かったです。

当時その状態で売れる相場は5,000円前後でした。

 

1,280円なら大した額ではないのですが、
なぜか悪いことをしようとしているような気持ちになって、
何度もレジに持って行っては帰ってみたいなことを繰り返していました。

 

結局売れたのは3ヶ月後。

 

1,180円という完全な損きり(赤字)価格でした笑
売れない理由は今なら手に取るようにわかるんですけどね。

当時の僕はモノレート※
(※売れるか利益取れるかのデータのあるサイト→現在はサービス終了)

 

の読み方も理解しておらず
そのくせ110円で買えるものを1巻から順に集めて..
みたいなことを愚直に続けていましたし、
せどり専用のクレカも作りました。

 

その時は買いまくることにちょっとした優越感も覚えるようになっていて、
(ただ金銭感覚が麻痺しているだけ)

利益500円とかでも仕入れて、
初月から10万円くらい仕入れてましたね。

 

そして結論から言うと、、、全く稼げませんでした(苦笑

 

最初の1~2か月は大体10万円仕入れて、
月の売上が10万行かないくらいだったのですが

さらにそこから経費で

・Amazonの手数料
・プライスターの使用料
・FBAに送る送料

が引かれ、しかもAmazonには引当金と言うシステムがあるので、
売上が現金になるまで2週間以上かかります。

 

その結果、

 

あっという間に現金が減っていきました。
(恐ろしい話です。)

 

それでも引当金が振り込まれるペースなどがわかってくると
赤字も減っていきましたが、何よりきついのが

 

本の梱包、発送、出品、価格改定

 

と仕入れ以外の労働がめちゃくちゃ長くて
(朝仕入れ→昼出品→仕事後に価格改定、梱包&発送)

 

それなのに

 

現金は増えていないという現実

 

が精神を蝕みます。

現金がなかなか増えない(稼げない)不安から
体重も3kg落ちましたし、
仕入れ中は常に口の中が胃酸の味がしていました。

セット本をやめた理由

そんな中、助けを求めて色々と検索していくと、
せどりのスクールというのが目に入ってきます。

youtubeでせどり情報を漁ることにハマっていた僕は、

 

youtube→LINE@に登録→無料相談という名の勧誘

 

という情弱を殺す黄金コンボにハマりかけます。

ちなみにそのスクールは予約転売を教えていたのですが、
40万円の入塾料でこんなことを謳っていました。

 

・講師陣と生徒が所属するLINEグループを紹介
そこに仲間がたくさんいるから、質問があったらそこで誰かが答えてくれるし安心
・月1回くらいは大阪とか名古屋で懇親会やってるから参加してね。
・稼げるようになったら予約転売教えるよ

 

流石におかしいと気付きます。

 

でも、誰かに教えてもらわないと
現状を抜け出すことはできないと諦めずに探していたところ、
とても赤裸々にせどりの本質やコンサル内容などを発信しているブログを発見しました。

そのブログを書いていたのは
日本全国出張コンサルのれでぃおさん
でした。

 

れでぃおさんは

2016年から日本全国出張ツアーと銘打って
せどりの同行ツアーでの指導や、
ブログの指導実績も何百人とある方です。

 

ブログを読んでいくと顔出しもされていて
コンサルティングの内容や、
クライアントの感想などが包み隠さず発信されており

 

面白いだけでなく信頼のおける方だな

 

と思ったのがきっかけで、即メルマガも登録

ある日のメルマガで
当時イベントとして無料zoomコンサル募集されていたので
応募し、コンサルをしていただきました。

 

初対面でしかもオンラインでの対話にも関わらず、
短時間で状況を把握して、
的確にアドバイスをしていただけたことを今でも鮮明に覚えています。

 

その時のれでぃおさんにいただいたアドバイスを受けて、
僕はセット本を徐々にやめていきました。

 

それがご縁でその後も指導していただくことになり、
もうすぐで2年のお付き合いになります。

セット本をやめた結果

具体的には同行ツアーを繰り返し、
1冊で利益が出る単行本を中心にせどりを教えていただきました。

その結果、

 

1冊でセット本と同じくらい
利益を生む本がバンバン売れる結果に

 

ビビります。

上記はほんの一部です。
結果、半年後くらいには

 

売上も安定するようになりました。

 

↓2021年1月の月商報告

大体月に3万円ほどですが、安定して稼げるように。

セット本せどりを否定するわけではないですが、
普通の本せどりに比べると体力・時間などが必要となってきます。
(ただし、そこをクリアできればハードルが高い分、稼げる余地は大きいです。)

僕の場合は体力的・時間的にもセット本はしんどかったので、
アドバイス通りに向いている方にシフトしたのがハマったということですね。

結局せどりを始めてよかったか

月収に対する考え方

無事利益の出し方はわかるようにはなりました。
ですが月3万円で稼げているのかというと、
正直アルバイトの方が確実に稼げます。
しかも減る可能性だってありますし。

ただ、自力で稼ぐ面白さはアルバイトにはありませんし、
得た知識を積み上げていくことで
少しずつでも効率よく稼げるようになっていきます。

 

セット本に取り組んでいた時期は
月100時間くらいかけていて結果が出なかったのが、

 

今は週に2日、朝だけ

 

仕入れに行けば、
月3万円は固く稼げるようになりました。

 

月5万円得ようと思えば、仕入れの日数を増やせば可能です。

 

ただ、私の場合はストレスを溜め込んだり、
健康を壊してまで家族や生徒たちに迷惑をかけるわけにいかないので、
収入増は目指しても
かける時間はこれ以上増やすつもりはありません。

 

各々が自分が欲しい収入と健康や時間などを天秤にかけて
選択すれば良いのだと思います。

せどりにかける時間を減らすことが今の課題ですが
その結果収入は維持しつつ、
かける時間は少しずつ減らせています。

 

ブログを始めることができたのも、
せどりにかける時間を減らすことに成功したからです。
せどりを始めたのは僕にとってはプラスになりました。

ただ、それは出会いなどの運もありますし、
自分が責任を持たない独身だったからというのもあります。

まとめ

僕がせどりを始めたきっかけ、いかがだったでしょうか。

僕自身もがいて副収入を得ようとした結果
大事なお金、時間、健康などを失いかけました。

 

その中でも特に健康を失ってしまっては元も子もありませんし、
取り返しがつかなくなる場合だってあります。

家族のために収入を上げたいんだ、と言う人ほど
まずは本当にこれ以上の収入が必要であるかどうか、
必要であるなら収入を上げることだけではなく、

 

どれだけの時間を確保できるか
体調管理ができるくらいの余裕はあるのか。

 

を考えてみてください。

健康で家族も元気であれば、それが何よりです。
私は独身ですが、両親など家族がいます。

家族のために収入を増やそうという考えでいましたが、
その時間でできる親孝行だってありますし、
失った時間は戻ってきません。

 

このブログではサイドインカムの構築の仕方だけではなく、
こうした副業の実態など読者の方に寄り添った発信をしていくつもりです。

 

さらには健康に役立つ情報や
時間の節約術などの情報を発信することで、
皆様の家族ごと笑顔を増やせればいいな

 

と心から思っております。

健康的に稼ぐ人が増え
その周りの家族や大切な人が幸せになるよう
お手伝いをすることが本業にも共通している僕個人のビジョンです。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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