サウナに食前に入って血糖値を測定してみました。

その他

皆様、おはようございます、たうよです。

以前、サウナに入るタイミングを
考察する記事として
サウナは空腹時には危険!?
という記事を書かせていただきました。

今回はサウナ前後の血糖値の変化を

 

実際に測定してみました!

 

この記事は以下の方におすすめです!

・サウナに入るベストなタイミングを探っている
・低血糖、糖尿病などが不安だ
・血糖値の測定方法に興味がある

 

 

血糖値の測定方法

血糖値の測定方法からお伝えします。

測定に必要なもの

まず

 

測定器だけではダメ!

 

ということをご理解ください。

 

基本必要となるのは以下の4点

・血糖値測定器本体
・穿刺器
・穿刺用の針(使い捨て)
・センサー(使い捨て)

(左から穿刺器、針、センサー、本体)

Amazonなどでは本体だけで
販売しているものもあるので
初めて購入する場合は
全て揃っているものを選んでください。

僕は糖尿病お助け隊というところが
販売しているACON社のものを購入しました。

 

測定手順

穿刺器を使って血液を採取します。

↑人差し指に穿刺して血液を採取する。
(針はキャップの中にセットされています。)

痛みはチクッとする程度です。

 

採取した血液をセンサーに
吸収させて測定します。(すぐに値が出ます。)

↓測定したものは添付のログブックに記帳していきます。

慣れれば全部で
5分程度で終わります。

血糖値の基準値

前回の記事で血糖値の
正常な基準値などについては詳しく
お伝えしましたが
もう一度簡単におさらいしておくと

70mg/dlより低いと低血糖症状
200mg/dlを超えると糖尿病の疑い

と診断される可能性があります。

私の普段の血糖値

 

 

食前、食後で血糖値を計測してみました。

8:30 朝食 食前 70mg/ml → 食後9:30  109mg/dl
12:30 昼食前 72mg/dl → 13:30 195mg/dl  →14:30 135mg/dl
22:30 夕食前92mg/dl → 0:30 117mg/dl
※糖質をたくさんとる昼食だけ、食後に2回測っています。

 

20時ごろに間食をするため、
夕食前だけ血糖値が少し高くなっていますが
空腹時は70mg/dl強くらいです。

それよりも

 

MAX195mg/dl

 

となっているのが不安ですが

 

ギリギリ正常の範囲内

 

としておきます。

 

ただこの結果からいくと
空腹時にサウナに行くと血糖値が
70mg/dlを切る危険があるかも!?

 

サウナ当日の血糖値の変化

 

さて、いよいよサウナに向かいます。

向かうは朝イチ
一番風呂ならぬ

一番サウナです
(馴染みのサウナは9時開店)

 

空腹時のサウナの感想

朝食は抜いたので、
サウナ出発前の血糖値は

 

75mg/dl

 

到着後いつも通り、

 

サウナ〜水風呂〜外気浴2セット

 

で十分に整えます。

 

強いていえば

手が震えたり頭が痛いような

気もしますが

ととのいの感覚的には

 

バッチリととのいました!

 

むしろ頭が冴えていたような感覚も?
(あくまで検証目的なので、真似しないでくださいね。)

驚きの結果

さて、サウナを1時間ほど堪能し帰宅後

血糖値を測定してみると。。。

 

 

88mg/dl!!!

 

 

いや、上がっとる!!

 

途中何も口に入れていません。
水分補給のみ。

 

予想とは逆の結果になってしまいました。

考察

一体どういうことなんでしょう。

空腹時にサウナに入っても危険どころか
低血糖が改善される!?

そんなまさか。
どういうことなのか
帰宅後調べてみました。すると

高温浴の場合、交感神経緊張により血糖が上がることが多く見られます。東京慈恵会医科大学・阪本要一先生の症例では、血糖コントロールの悪い人が温泉に入った後、食前の血糖が上昇するというデータがあります。つまり、血糖が高めの人は、急に高温の温泉に入ると血糖が上昇する傾向があるのです。
引用:https://dm-net.co.jp/calendar/2014/021732_2.php

 

血糖値が必要以上に低くなることを低血糖と呼び、血糖値が下がった際の血糖を上げようとする交感神経刺激ホルモンの作用でふるえや動悸の症状が起こり、脳へのエネルギー不足から意識低下や昏睡に至る場合があります。
引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-085.html

 

なるほど。

 

・低血糖の状態が続いたこと
・サウナ、冷水浴と交感神経を刺激したこと

 

で血糖値を上げる作用が働いたということね。

 

ということは
一時的な救済措置であって
血糖値は改善しているように
見えても、残念ながら

 

決して身体にとって良いことではない

 

ということなんですね。

まとめ

血糖値の測定方法から
サウナによる血糖値の変化まで
実際の様子をお伝えしてきましたが、
いかがだったでしょうか。

私自身血糖値を測定したことが
なかったので、そもそも
血糖値が低い傾向にある、
ということを初めて知りました。

また、一般的に温泉やサウナは血糖値を
下げる働きがあるとされていますが
一時的に血糖値を上げる場合もある。
ただし、それは緊急措置として脳が
判断したものなので、

 

身体に負荷がかかっている可能性が高いです。

 

そして高血糖の不安がある方も
食後などの血糖値が高い状態でサウナに入るのは
血糖値を上げる可能性があることから、避けた方が無難でしょう。

食後1時間以上経過してから入るか、
空腹時には何か軽くお腹に入れておきましょう。

 

でも何より、今回の検証で分かったのは

 

自分の血糖値を把握しておく

 

ことの大事さではないでしょうか。

自分の血糖値を知ることで
血糖値をコントロールしようとする
意識も高まります。

私の家族も血糖値の測定をしたこと
がありませんでしたので
血糖値の測定を勧めたいと思います。

この記事を契機としてぜひ一度血糖値を測定
してみてください。

より安全に、安心して
人生もサウナも楽しむ人が
増えることを心より願っております。

 

たうよでした!

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