2022年7月。
仲の良いフォロワーさんがこんなツイートをしていました。
凍結祭りでフォロワー減ったんかな?
— えぬさん@1年後に一家の大黒柱になるアカウント (@enu3noiroiro) July 22, 2022
他のツイートも調べてみると
これがTwitter凍結祭りか…
普通に仲良くしてもらってたアカウントが、ごっそり消えてる。何がしたいねんTwitterは。
— ぼっくり (@bokubokkuricom) July 22, 2022
Twitter凍結祭りって何の垢が凍結されてんのかと思ったら、自称ビジネス垢のLINE誘導や外部サイト誘導垢みたいなのが大量に凍結されてるみたいで、まあそりゃそうだろと思うなどした
— サブつね (@kosasecond) July 22, 2022
なるほど…Twitter夏の凍結祭りが発生してるみたいです…
仲いい人たちみんな凍結されてて
(´இωஇ`) pic.twitter.com/JZAyib6yaq— 心馳 優音(こころばせ ゆうと)💗🎶カップルVtuber (@Kokorobase_Yuto) July 22, 2022
いきなりフォロワーさんが減っていたという話。さらには、
凍結祭りというワードが。
どうやら一斉にアカウントが凍結していたみたいですね。
先ほどのフォロワーさんとおしゃべりしていたら、こんなことを教えていただきました。
こういうことらしいです!規約厳しそうですね〜
— えぬさん@1年後に一家の大黒柱になるアカウント (@enu3noiroiro) July 23, 2022
なるほど!Twitter規約に違反しているアカウントが一斉に凍結されたということですね
改めて規約を確認してみると、自分も知らずにしていることも…
と、いうことで…
僕も含めて、Twitter界で仲良くしているフォロワーさんたちのためにも、記事化することにしました!
というあなたへ
私と一緒に勉強していきましょう!
Twitter凍結祭りとは
調べてみると過去にも何回もトレンドになっている様子。
近年は数ヶ月に1回くらいの頻度
Twitterポリシーの更新とAIによる一斉チェックが入ることが、その原因の一つかと思われます。
今回(2022年7月)の場合は
2022年4月に更新されたこのルールが関係していると考えられます。
要約すると、
・複数のアカウントで同じツイート,DMを繰り返す。
・自動化プログラムを利用して複アカ大量生産
・複アカを使って自分のツイートにいいねやRTを繰り返す。
・いいねやRTなどのエンゲージメントの販売もしくは購入
・アカウントの販売、購入
・RTしてもらうためのRT
・重複するコンテンツを複数のアカウントでツイート、拡散
・フォロワー数を増やすために、短期間に大量フォロー&解除を繰り返す。
・注目を集めるために、無関係なのにトレンドとなっているハッシュタグをつける。
といった行為ですね。
複アカの運用や、RT企画、フォローバック企画などを最近よく見ますが、そうした行為は少なからず凍結やアカウント制限の可能性があるといえます。
アフィリエイトリンクについて
また、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトなどのアフィリエイトリンクについてですが、
Twitterでは、
誤解を招くまたは虚偽的なリンク(アフィリエイトリンク、クリックジャッキングリンクなど)を投稿すること ※プラットフォームの操作とスパムに関するポリシーより引用
を禁止しています。
ただし、裏を返せば「誤解を招かず、かつ悪意がない」リンクであれば問題ない、ともとることができますね。
そして、Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトは、公式にTwitterへのアフィリエイトの投稿の仕方を案内しています。
ですので、現状はアフィリリンクを貼ったら違反と見做されて即凍結!
みたいなことはないかと思いますが、リンクのみを繰り返し貼り続けたり、以前にアカウントロックの経験がある方などは避けた方が賢明でしょう。
リンクを貼ったブログに誘導するようにすれば、Twitterアカウントのリスクは無くなります。
Twitterでは、毎日何らかのアクションが行われています。
・いいね
・RT、引用RT
・DM
その中には、タイムライン上では映らないものもあるので、
なぜあの人が、となってしまうのでしょうが、これらは全てTwitterルールに基づくものです。
なぜ凍結するのか
凍結理由についてはメールで教えてもらえる場合もあるようです。
Twitterルールに違反したことでアカウントが凍結になった場合、どのツイートがどのルールに違反しているのかを、メールにて、より具体的にご連絡するようにいたします。なお、メールには異議申立てを行われる際のリンクもご案内しています。 pic.twitter.com/GEmc7iiuKL
— Twitter Japan (@TwitterJP) March 14, 2018
凍結祭りは、先ほど説明したようにTwitterルールの更新も一つの原因なのですが、
そもそもTwitterルールに違反して、凍結されてしまう原因となるのは3つです。
順に説明します。
・スパム
スパムとは、一般的には要求されていない通信を大量に送信することです。
Twitter Japanの見解によるTwitterにおけるスパム行為をいくつか抜粋すると
引用:https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/suspended-twitter-accounts
結構身近で見かける行為ですよね。
例えば、フォロワーさん同士で面白い記事や動画を見つけてうっかりリンクだけ貼ってしまうと
①にあたる場合もありますし、
複数アカウントを運用している場合、②も危ない。
③と④もTwitterでマーケティング、コンテンツ販売を考えている方は
一度は考えたり、どこかで見たことがある手法ではないでしょうか?
私たうよ自身も「おはようございます。今日も頑張りましょう」みたいなリプを
あちこちに貼りまくってる、「フォロワー数のやたら多い」アカウントに遭遇したことがあります。
ですが、反感を買うことも多く、スパムと捉えられる可能性も高いので絶対にやめましょう。
⑤はまさに違反らしい違反です。SNSではよく聞く手法なので、気をつけましょう。
セキュリティが危険な状態にあるアカウント
アカウント乗っ取りによって正常なアカウント管理が適正に行われない場合に
一時的に凍結する場合があるようです。
この場合はパスワードの変更などが求められるだけのパターンが多いです。
攻撃的なツイートや行動
嫌がらせや脅迫、暴言や差別的言動、特定の個人や集団が深刻な損害を被ることを願う発言、不適切な性的誘いかけ、etc….
この辺りは言い出したらキリがないですが過激な発言を控えて、常識的な発言を心がけていれば違反することはないでしょう。
ただし、全く従順なアカウントよりも、時に批判的な視点で的を射たツイートで人気のアカウントもあります。
というかTwitterって本来、現実世界では表層に現れてこない、個人の視点を表現したり、理解するためのツールだとも思っているので、ルールは守りつつ、表現の自由も尊重したいですね。
その他
選挙やCOVID-19に関するデマ情報を発信していると見做されても凍結の原因となります。
これらは永久凍結の可能性も高いリスクの高い行為となりますので、絶対にやめましょう。
ちなみにこちらのポリシーではストライク制という制度について説明が書かれており、
違反の累積によって処分が重くなるという考え方も明記されていますので
凍結してしまうと
凍結にも種類があります。
警告(アカウントのロック)、本凍結、永久凍結
の順に重くなっており、違反を繰り返すことにより、解除が難しくなったり、永久凍結になると異議申し立てが認められない限りそのアカウントを使用することはできません。
凍結されてしまうと、基本的にはログインしかできなくなり、当然ツイートなどもできなくなりますし、永久凍結となると、新しいアカウントの作成もできなくなります。
凍結解除するには?
ではもし、私達が凍結されてしまったとしたら、どうすれば良いのでしょうか。
凍結解除のためにできることは基本的に2つです。
①ログイン時に示される特定の手続きを行う。
②永久凍結の場合は、異議申し立てをする。
①に関しては軽ければ電話番号の認証などで済むこともあるようです。
異議申し立てをする際には、Twitterのヘルプセンターなどから行います。
その際は下記のように氏名など、必要事項を入力していきます。
問題の詳細では、自分のアカウントに起きている問題をTwitter社に報告するわけですが
なんと書いて良いかわかりませんよね。
Amazonのテクニカルサポートと何度もやり取りの経験があり、不当と思われる処置をいくつも解決してきた私が、例文を作ってみました。
ブログ記事を見てもらうために記事紹介のツイートを1日に何回も繰り返して凍結になってしまった場合です。
大切なことは
自分のアカウントがスパムではないこと
Twitterのルールを遵守しようとする態度
をアピールすることです。
またTwitterでは、
「Twitterでは、すべてのユーザーが自由に、安心して公共の会話に参加できるよう、ルールを設けています。」
と明記されていますので、その点も盛り込みました。
Twitterご担当者様
お世話になります。【氏名】と申します。
【○○年○月○日】に私のアカウントが凍結されているのを確認いたしました。
凍結された原因についてこちらで調査しましたところ、【「同じような内容の投稿が続いてしまったこと」や「多数の知人に朝の挨拶をして回っていたこと」がスパムと判定されてしまったのではないか】と推察されます。
ですが、私自身の行為は【スパム行為ではなく、フォロワーに有益な情報を共有しようという意図や、自由な会話を楽しむためにとったもの】です。
また、凍結の理由とされる攻撃的な言動なども私の思い当たる範囲では控えています。
もし、セキュリティ面で至らない点であったり、Twitterのルールに違反しているのに、私が認識できていない言動やアクションがございましたら、ご明示いただけますでしょうか。
それらを改善した上で今後はすべてのユーザーが自由に、安心して公共の会話に参加できるようにルールを遵守して参りますので、アカウントの凍結の解除をご検討いただきますようお願い申し上げます。
※コピペ非推奨。【 】のところは個別の事項に合わせて変更ください。
いかがでしょうか。
これだけアピールできたら、管理側にも安心してもらえるのではないでしょうか。
(ただし、本当に悪質な行為で凍結されたのだとしたら、難しいですが)
また、最後にもう一つだけ補足しておくと、先に出てきた
ストライク制という制度により、違反の累積という考え方があるので、
これまで紹介してきたやり方で解除がされたとしても、
再度凍結されてしまえば、解除のチャンスはなくなる可能性が高いことをお伝えしておきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Twitterの凍結祭りは、Twitterのルールやプログラムポリシーに違反していないかの判定が一斉に下されたため、と考えられます。
また、AIによる自動判定の可能性も高く、悪質な違反でなくても凍結されてしまったアカウントも
少なからずあるはずです。
実際私も複アカを運用してますので、今回凍結されていた可能性もあるでしょう。
もし、そういうケースに遭遇したらまずはTwitterのルールを一度確認して、
正しい方法で凍結が解除できるよう行動してください。
Twitterはうまく使えば、自分の影響力やマーケティング、活動の周知など
幅広く活用できますが、
ルールに則った上で行わなければ、思わぬ形で足を掬われかねません。
また、ご自身のコンテンツを販売するのであれば、
購入者にも迷惑をかけてしまう可能性が出てしまいます。
Twitterに限らず、インターネットビジネスをする上では規約を確認して
長期的に継続できる、信頼される方法で収入を得られるようにしましょう。
ここまで、一緒に勉強してくださって、ありがとうございました。
たうよでした!
また、メールなどで情報発信されている方の守るべきルールについても解説してみましたので、
そちらも参考にしてくださいね
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